小児歯科
- masatsugu714
- 2023年4月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年5月8日

子どもたちの虫歯や歯周病は、大人とは異なり、進行が非常に早いという特徴があります。健康な歯を維持するためには、予防がカギになります。当院が行っている定期検診やフッ素塗布などの予防処置について内容をご説明いたします。
1.定期検診
虫歯や歯周病の発見は、早期に行うことが重要です。小児歯科では、定期的に検診を行い、早期発見・早期治療に取り組んでいます。検診では歯の状態や嚙み合わせ、口腔内の異常などを確認し、必要に応じて治療や予防処置を行います。
2.歯磨き指導
正しい歯磨きの方法を知っていただくことで、虫歯や歯周病発生の予防が可能になります。当院では、子どもたちにわかりやすく、楽しい歯磨き指導を行っています。正しい方法で磨けているかどうかは、親御さんの目ではわかりにくいもの。磨き残しの起こりやすい箇所を指摘し、改善につなげてもらっています。
3.フッ素塗布
フッ素は歯を強くし、虫歯予防に効果的です。歯の表面に塗るだけで簡単に行うことができ、痛みや不快感もありません。
4.シーラント
シーラントは、奥歯の嚙み合わせの溝や隙間に特殊な樹脂を塗ることで、虫歯予防を行う処置です。奥歯の嚙み合わせの溝や隙間に食べかすが入り込むのを妨げ、虫歯の発生を防ぐことができます。
歯並びを整える矯正治療は、高度な技術を持つ専門医をご紹介いたします。お子様の歯並びに不安がある方はご相談ください。
次に、治療が必要なケースのご説明を致します。
虫歯が進行してしまっている場合、まず麻酔を行います。当院では痛みを感じにくい電動麻酔器を導入しております。次に虫歯部分を削りますが、大きな音が怖いと感じるお子様には、耳栓やヘッドフォンの使用もご相談に応じます。削り取った部分には、状況に合わせてアマルガム(銀色)や白いレジンなどの詰め物をします。治療後は再発防止のための歯磨き指導を行います。当院では、お子様の不安や恐怖心に寄り添い、予防→検診→治療→予防のスパイラルで、歯の健康を末永く見守ってまいります。